留学を終えて早10年以上が経ち、今ではすっかり2児の父親としての振る舞いも板についてきました(本当?)。
週末はできる限り夕食を作るようにしているのですが、それまで留学中くらいしか料理をしてこなかったので、最初はほぼ初心者状態で悪戦苦闘しました。
ここでは、そんなところから始めて、それなりに美味しくできた料理のレシピを紹介します。
市販のルーで5倍おいしくスパイシーなカレーを食べるおすすめの方法
休日にたまに夕食をつくることがあるんですが、簡単なものしか作れないのでカレールーにはずいぶんお世話になっています。
パッケージに書いてある通りに作っても美味しくできるんですが、少しアレンジするだけでずっと美味しくできるので、その方法について書いてみたいと思います。
カレールーの選択
スーパーに行くと数多くのかれるーが並んでいますが、いくつか試した中で最近のお気に入りはグリコのZEPPINカレーの中辛です。
定番のバーモントカレーやゴールデンカレーに比べると若干値段は高めですが、その分味がしっかりしているので、お値段分は十分に元が取れるはずです。
あと、2種類のカレーをミックスするというやり方もおすすめです。バーモントカレーとゴールデンカレーを組み合わせるなど、また異なった味が楽しめますよ。
水の量
いくつかのカレールーを使ってみた結果、どれもレシピ通りに作ると少し水の量が多いように思います。
スープ上のカレーが好きな方はそのままでいいですが、しっかりと食感のあるカレーが食べたい場合は水量を1割ほど減らして作るのがおススメです。
隠し味
隠し味として定番なのはリンゴやハチミツ、チョコレートといったところですよね。
コクを出すという目的のためにはいいのかもしれませんが、以前にチョコレートを入れすぎてひどい目に遭ったので、あえてお勧めはしません。
うちでよく使うのはコンソメとニンニクのみじん切りです。
しっかりした味に仕上がるのでお店で食べるのと同じような仕上がりになります。
スパイス
もともとのカレールーにもそれなりにスパイスが入っていますが、ここでちょっとプラスするだけでよりスパイシーな美味しいカレーになります。
スパイスの種類も千差万別ですが、うちでよく使うのはガラムマサダやシナモンです。
特にガラムマサダはカレーのベースになるスパイスなので、いい感じに仕上がります。
入れる前に香りを引き立てるためにフライパンにキッチンシートを敷いて軽くあっためるのと、ルーを入れてひと煮立ちさせた後最後の仕上げに入れるのがポイントです。
15分で作れる簡単牛乳ゼリー(牛乳かん)のレシピ
暑くなると甘いものが食べたくなりますが、市販のスイーツは添加物が心配だったり、糖分が多く食べ過ぎて糖尿病になる危険があったりで、あまりそればかりを食べるのもどうかと思います。
そういったときにお手軽かつヘルシーに食べれるスイーツとしてお勧めなのが牛乳かんです。
簡単に作れて材料費も安いので普段料理をしないお父さんでも気軽に作れます。
奥さんに作ってあげてもいいですし、子供が産まれたらおやつに作ると喜ばれること間違いなしですよ!
レシピ
まず最初に牛乳かんに必要な材料は以下の通りです。
- 牛乳:400cc(2カップ)
- ヨーグルト:3カップ(450グラム入り1個分でもOK)
- 砂糖:100グラム
- 粉ゼラチン:10グラム(5グラムずつ小分けになっているものが便利)
- フルーツ缶:1個(ミカン缶やミックスフルーツ缶など何でも可)
- レモン汁:大さじ1(なくても可)
- 水:150グラム
作り方
- 最初にゼラチンを溶かします。片手鍋で水を熱し沸騰したら火を止めて少し冷ましてから粉ゼラチンを加えます。しっかり溶かさないとダマになるので、溶けきるまでしっかりかき混ぜましょう。
- ゼラチンが溶けたら、そこに牛乳と砂糖を投入して、中火で温めます。沸騰すると一気に吹きこぼれて大惨事になるので、目を離さないようにしましょう。沸騰する直前で火を止めます。
- 少し冷やす必要があるので、しばらくそのまま置いておきます。時間を短縮したければ、ボールに水を入れて鍋ごと冷やすとよいです。
- 鍋を触れるくらいになったら、フルーツ缶の中身とヨーグルト、レモン汁を入れてしっかり混ぜます。
- 混ざったら容器に入れて冷蔵庫で冷やすだけです。小さな容器に小分けにしてもいいですし、面倒ならタッパーなどの大きな容器に全部入れてしまっても大丈夫です。
- 以上で終了です。あとはしっかり固まるまで待つだけです。
注意点
- 作り方でも書きましたが、牛乳を入れてからは目を離さないようにしましょう。吹きこぼれるときはあっという間なので、油断してはいけません。小火~中火くらいでコトコト温めれば安心です。
- フルーツ缶の代わりに生のフルーツを使ってもできますが、ものによってはゼラチンでうまく固まらないことがあります。この前キウイフルーツを使ったらダメでした。
- ヨーグルトの脂肪分が気になる場合は、低脂肪のものでも大丈夫です。
パパでもできるお手軽麻婆豆腐の作り方
いろいろ調べながら手軽に作れそうなレシピを見繕って献立を考えるのですが、その中でも最近お気に入りなのがちょっとピリ辛の麻婆豆腐です。
手軽に作れて暑い季節にお勧めの一品ですよ。
材料
メインの具材は、次の通りです。
- 木綿豆腐(1丁)
- 合挽き肉(150~200g)
- 長ネギ(半~一束)
- 唐辛子(1本)
- ニンニク(1~2片)
- 生姜(1~2片)
下ごしらえとして、木綿豆腐は一口大の角切り、長ネギは小口切り、唐辛子・ニンニク・生姜はみじん切りにしておきましょう。
次に煮込み用に、以下のものを混ぜ合わせておきます。
- 水(1カップ)
- 中華だし(ウェイパーなど)(大2)
- 酒(大2)
- みりん(小1)
- 砂糖(小1)
- 醤油(大1.5~2)
作り方
準備ができたら、ごま油(大1)をフライパンで加熱し、唐辛子・ニンニク・生姜を加熱し辛さを引き立たせた後で挽肉を投入。味付けに豆板醤(大1程度)を加えます。
火が通ったら先ほど混ぜ合わせたものを加え、沸騰したら豆腐を入れて10分ほど煮込みます。
煮込んでいる間にとろみをつけるために、水(1カップ)に片栗粉(大2)、中華だし(ウェイパー)(少々)、醤油(少々)を加えて混ぜ合わせておきます。
煮込みが終わったら、長ネギを加えて先ほどの片栗粉などを溶いた水を投入し、さらに煮込んでいきます。
一通り火が通ったら完成です。水分調整は煮込み度合いで行うとよいでしょう。
味をアレンジしたければ、豆板醤を半分くらいにして代わりに甜麺醤や豆鼓醤を加えても美味しくできますよ。
誰でも美味しく作れるので是非お試しください。
お米から作る簡単クリームリゾット
少し前になりますが異常にリゾットが食べたくなったので、自分で作ってみました。
冷ご飯があればそれを使えばいいんですが、あいにくなかったので生米から作る方法を試してみたら思いのほかおいしくできたので紹介したいと思います。
ご飯を炊く時間が省けるので時短料理にもお勧めです。
材料
まず材料ですが、生米1合に玉ねぎ半分、キノコ1パックです。キノコはお好みで選べばいいんですが、個人的に好きなのは舞茸です。
それ以外に水と牛乳をそれぞれ300cc。あとは調味料としてオリーブオイル、バター10g、塩コショウ適量、料理酒50cc、コンソメ1個で全部です。
下ごしらえ
まず下ごしらえですが、玉ねぎはみじん切り、キノコは一口大にカットします。
次にフライパンにバターとオリーブオイルを入れてカットした玉ねぎとキノコを炒めます。
火が通ったらそこに生米を投入しさらに炒めていくとだんだん色が透明になっていきます。
調理法
次に塩コショウと料理酒を投入して味付けしたら水100ccを入れてひと煮立ち。
火が通ったら、牛乳300ccと水100ccを入れ、さらにコンソメも加えてさらに煮込んでいきます。
沸騰してきたら弱火にするのがポイントです。
20分ほどに詰めて水分がなくなってきたら最後に水100ccを入れて煮詰めたら完成です。
お好みでカマンベールチーズを入れたり、アクセントにバジルを振ったりしても美味しくいただけます。
冷えると固まってきちゃうので、できたてをどうぞ。
ジャガイモと小松菜で手作りニョッキのおススメ!簡単に本格イタリアン
冷蔵庫に残っているもので手軽にできる物に挑戦!
小松菜が数束とジャガイモがあったときに、これらを使ってできる物としてパッと思いついたのが時々イタリアンで出てくるニョッキです。
あ、ニョッキというのは、白玉団子くらいの大きさのパスタなんですが、作ってみると意外と手軽にできました。
材料
まず最初に材料ですが、今回は小松菜のニョッキということで、以下の通りです。
- 小松菜:4束
- じゃがいも:中4個
- 卵:1個
- 小麦粉(薄力粉):150グラム
- 塩コショウ:適量
作り方
続いて作り方です。
- 小松菜をさっと茹でてみじん切りにします。ある程度細かくしておいた方が練りこむときに馴染みがいいので、なるべく頑張って小さく切りましょう。
- じゃがいもを柔らかくします。ポテトサラダを作る要領と同じなので、皮をむいてから少し水で濡らしてラップで包んだものをレンジでチンします。目安は600Wで15分ほどです。水分が足りないとからからに干上がっちゃうので気を付けましょう。
- 柔らかくなったジャガイモをマッシャーで潰し、小松菜と混ぜ合わせます。そこに卵、小麦粉、塩コショウを入れてこねていきます。少しするとジャガイモのデンプンでかなり粘り気のあるおもち状になってきますよ。
- ここまで来たら後は形を整えて茹でるだけです。大きさは白玉くらいが食べやすいので、スプーンですくって真ん中を軽く凹ませるくらいでちょうどいい感じになります。鍋にお湯を沸かして一つずつ茹でていきましょう。茹で上がると浮かんでくるので、上がってきたものから回収していきます。
- 以上でニョッキは完成ですが、そのままだと味気ないので適当なソースに絡めて食べるようにしましょう。トマトソースやクリームソースなど何でも合いますが、今日はシーチキンをマヨネーズで和えたものに絡めて食べました。サッパリしていておいしかったですよ。
アレンジも可能?
今回は小松菜を練りこみましたが、様々な野菜で代用することができます。
似たところだとホウレンソウなどですが、トマトやアボカドなど何でも使えるので使い残した野菜があれば是非お試しを!
ひと手間だけの簡単本格フレンチトーストの作り方~ホテルオークラ仕立て
楽しい週末の朝のひと時をフレンチトーストで優雅に過ごしませんか?
という訳で、最近はいろいろな作り方を試しているのですが、簡単にできてしかもホテルで食べるような本格的な味を楽しめる作り方についに辿り着きました。
材料はどれもすぐに手に入るものばかりですし、それほど時間がかかる料理でもないので、忙しいお父さんでも手軽に作れて奥さんの評価アップ間違い無しです。
材料
まず最初に材料は以下の通りです。
- バゲット:1本
- 卵:2個
- コーヒーフレッシュ:4個
- 牛乳:200cc
- 砂糖:大さじ2~3
- バニラエッセンス:少々
- バター:10g
パンは食パンでももちろん可能ですが、本格風にするのであればバゲットの方が美味しくできると思います。
作り方
次に作り方です。ここのポイントは前夜のうちに下ごしらえをしておくことです。
- 卵を溶かしたところにコーヒーフレッシュ、牛乳、砂糖を投入してむらのないようよく混ぜ合わせます。コーヒーフレッシュを入れることで味がマイルドになりますよ。
- 混ぜ合わせたらバニラエッセンスを加えます。少量でも十分な香りが付くので、入れすぎないように注意しましょう。
- バゲットを適当な大きさに切ります。両端を切り取って5~7センチほどの幅にするのがおススメです。
- タッパーに2.の液を入れそこにバゲットを浸します。ふたをして冷蔵庫に入れそのまま寝かせておくと、朝にはすべての液がバゲットに吸い取られているはずです。
- 朝食の時間に合わせてバゲットを焼いていきます。フライパンにバターをひいて小火~中火でじっくり焼き上げましょう。強火にすると焦げてしまうので、弱火で時間をかけて火を通していくのがポイントです。ひっくり返して両面に焼き色が付くくらいまで焼けば完成です。
- できあがりにメープルシロップとシナモンを掛けるとより本格的にいただけます。また、アイスクリームやフルーツを添えるのもいいですね。
うまくいけばフワトロの食感のフレンチトーストを味わうことができるはずです!
育児で寝不足の妻が風邪に~風邪薬代わりに手軽に作れるスープ
風邪をひいたら薬を飲んで体を温めてよく寝るというのが回復の鉄則ですが、育児で授乳中の場合、子供を放っておくわけにいかないため好きなだけ寝るわけにいかず、また薬も母乳を通じて子供にいってしまうので飲めるものが限られます。
休日は自分が子供の面倒を見ることで多少は負担軽減できるのですが、平日は仕事があるのでそうもいきません。
そこで少しでも風邪に効くような料理はないかと思って色々調べて作ってみました。
材料
風邪で喉に痛みがあり咳も出るということで、その対策になるもので、食欲がなくても食べやすいものというが今回のテーマです。
材料は、ダイコンやネギがいいということなのでそれらがたくさん摂取できるもの。
そして、食べやすさを重視してスープにすることにしました。
作り方
作り方はいたって簡単で、ダイコンを4分の1本ほど使って大根おろしを作り、ネギは1本を小口切りにします。
スープは鶏ガラベースにしようと思い、カップ2杯のお湯を沸かして冷蔵庫にあったウェイパーを使ってベースを作成。大さじ1杯の麺つゆで味付けを加えました。
そこに大根おろしとネギを加え、沸騰したら溶き卵を回し入れて完成です。
感想
妻に食べてもらったところ、喉が痛くても何とか食べられ、優しい味付けだといって完食してくれました。
今回はスープだけでしたが、もう少しボリュームを出したければ、うどんやそばなどの麺類を加えるとこれだけで一食分にもできるのではないでしょうか。
是非一度お試しを!
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