はじめて小学校受験に臨む場合、どのようなファッションにすればよいか分からないという方は多いのではないでしょうか。
そこで、以下では我が家が実際に挑戦した時の経験を交えて、定番とされている衣服の選び方についてご紹介します。
はじめに
小学校受験では、学校の説明会や入試本番などで、志望校の先生方とお会いする機会が少なくありません。
そのような場合には、Tシャツやジーパンといった普段着ではなく、やはりその場に適した服装で行くのが望ましいです。
親子に共通する服装の心得
まず、親子に共通する服装の心得としては、以下の3つがあります。
- 親子で統一感を出すこと
- 子どもは「清潔で・快活な」印象を与える服装にすること
- 保護者は「清楚で優しく、品のある」印象を与える服装にすること
これらの心得を意識した上で、具体的な服装の選び方を見ていきましょう。
男の子の服装のポイント
男の子の服装の定番スタイルは、白いポロシャツに紺かグレーのVネックベスト、半ズボン(ハーフパンツなど)、白の無地靴下、黒の革靴の5点セットです。
このスタイルは、学校説明会も入試本番も同じでOKです。
ただし、季節によってはコートを着たり、素材を変えたりする必要があります。
また、行動観察や運動テストなどの場面では、動きやすさや快適さも重視するようにした方がよいでしょう。
女の子の服装のポイント
女子の服装は、場面によってパターンを分ける必要があります。
具体的には、次の通りです。
- 面接&考査の定番スタイル
- 紺かグレーのワンピースに白いブラウス、白の無地靴下、黒の革靴の4点セットです。ワンピースは、無地かワンポイントの地味なカラーが無難です。スカートの丈は、膝の上にかかる長さにするようにしてください。
- 行動観察の定番スタイル
- 白いポロシャツに紺かグレーのベスト、半ズボン(ハーフパンツ)、白の無地靴下、黒の革靴の5点セットです。男の子と同じく、動きやすさや快適さを考えましょう。
- 学校説明会の定番スタイル
- 紺かグレーのワンピースに白いブラウス、白の無地靴下、黒の革靴の4点セットです。面接&考査と同じですが、季節によってはコートを着たり、素材を変えたりする必要があります。
母親の服装
母親の服装は、面接用と学校説明会用の2つの種類を用意するのがベストです。具体的には、次の通りです。
- 面接における母親の服装
- 紺かグレーの無地のスーツや無地のワンピースに同素材のジャケットがおすすめです。スカートの丈は、膝の上にかかる長さが良いです。黒は避けましょう。
- 学校説明会における母親の服装
- 紺かグレーの無地のスーツや無地のワンピースに同素材のジャケットがおすすめです。面接と同じですが、季節によってはコートを着たり、素材を変えたりする必要があります。
父親の服装
父親の服装は、無地のスーツが基本です。具体的には、次の通りです。
- スーツ
- 紺かグレーの無地がおすすめです。黒は避けましょう。目立つ色の裏地や金ボタンなどは避けたいところです。ズボンの裾はシングルが良いです。
- シャツ
- 白無地が良いです。派手な色のシャツやボタンダウンは避けた方が賢明です。
- ネクタイ
- 無地や無地に近い織り柄、地味なレジメンタルストライプなどが良いです。派手な柄は避けましょう。締めやすく、きちんとした形がキープできるものを選びましょう。
- その他
- ポケットチーフは特に必要ありません。靴下は紺か黒がおすすめです。ショートソックスはお避けて、靴は黒の革靴が良いです。
終わりに
以上が、小学校受験の服の選び方についての紹介となります。
服装は合否を分けるカギではありませんが、学校や先生方に対して礼儀正しく、品格のある印象を与えることが大切です。
また、自分に似合う色やデザインを選ぶことで、自信や安心感も高まります。
服装選びに迷ったら、通っている教室の先生に相談するのも一つの方法です。
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