小学校受験が終わってめでたく私立小学校に合格した場合には、多くの場合は電車で通学することになります。以下では、はじめて電車に乗る我が子が心配で、キッズケータイを持たせたいと考える方も少なくないのではないでしょうか。子どもがキッズケータイを持つことにはメリットとデメリットの両面があるので、わが家の例を参考にして、その是非について以下で見ていきたいと思います。
キッズケータイとは?
キッズケータイとは、その名の通り、子ども向けに携帯電話会社から出ている機種やそのプランのことです。
携帯会社によってプランの内容は少しずつ違っているものの、一般的には電話とメールだけが利用可能というシンプルなものになっています。
それに加えて、キッズケータイにはGPS機能が搭載されているので、親は自分のスマホなどを使って子どもがどこにいるのかをリアルタイムでチェックすることが可能です。
さらに、プランによっては警備会社と提携して、万が一、子どもの身に危険が生じた場合にすぐに警備員に急行してもらえるようになっているものもあります。
キッズケータイのメリットとは?
このように、シンプルながらも様々な機能が搭載されているキッズケータイですが、それを子どもに持たせるメリットの一つは、迷子になった場合にすぐに発見することができるという点です。
はじめて電車で通学することになるので、もしかすると途中で道に迷ってしまわないか心配になるというのが親心というものです。
わが家でも最初のうちは、母親が一緒に最寄り駅まで着いていくようにしていたのですが、さずがに1学期が終わる頃にはほとんどの生徒が一人で通学するようになるので、いつまでも一緒という訳にはいきません。
そんなときにキッズケータイを持たせておけば、いざという時でも安心でしょう。
また、今やスマホは生活必需品と言っても過言ではありません。
キッズケータイはスマホのような多彩な機能があるわけではありませんが、小さいうちからそれに近いデバイスの操作に慣れておくことができるというのもメリットと言えるかもしれません。
キッズケータイのデメリット
子どもにキッズケータイを持たせることにはメリットだけでなく、注意しなければならないデメリットも存在します。
そのうちの一つが、子どもがキッズケータイの操作に夢中になってしまうという点です。
スマホのようにゲームができるような機種は少ないかもしれませんが、友だちとのメールのやり取りに夢中になってしまって勉強に身が入らなくなってしまっては本末転倒です。
わが子が通う小学校でも、基本的に校内でのキッズケータイの使用は禁止されているので、子どもがそれをきちんと守れないのであれば、あえて持たさないというのも選択肢かもしれません。
また、子ども向けとは言え、端末だけでも2万円から3万円程度となかなかの値段がするという点にも注意する必要があります。
月額プランは数百円程度に抑えられている場合が多いものの、それなりの出費になるということも併せて頭に入れておくとよいでしょう。
キッズケータイを持たせて正解
このようにメリットとデメリットの両面があるものの、今のところわが家ではキッズケータイを子どもに持たせて良かったと感じています。
電車を乗り過ごしてしまっても、子どもがどこにいるのかすぐに確認できますし、電話で指示を出して戻ってこさせることも可能です(幸い今のところそういったシチュエーションはありませんが)。
子どももきちんとルールを守って使っているようなので、今後も愛用しようと思います。
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