中学受験において算数は合否を左右する重要科目です。特に「図形問題」や「文章題」は、多くの受験生が苦手意識を持つ分野です。この記事では、私自身の体験を交えながら、これらの苦手分野を克服するための具体的なステップを紹介します。論理的な学習法と実践的なアプローチを通じて、算数の得点力を確実にアップさせましょう。
図形問題が苦手な理由とは?
図形問題は空間認識力や論理的思考力が求められるため、単なる暗記では対応できません。特に立体図形や回転体、切断図などは、イメージが湧きにくく、時間がかかる傾向があります。
文部科学省の調査によると、図形問題に対する正答率は全国平均で約45%と、他の分野に比べて低い水準にあります(令和4年度全国学力・学習状況調査より)。このことからも、図形問題は多くの受験生にとって難関であることが分かります。
ステップ①:図形の基本ルールを徹底理解
- 角度の性質(平行線、三角形、円など)
- 面積・体積の公式の意味と使い方
- 合同・相似の見分け方
まずは教科書レベルの基本事項を「なぜそうなるのか?」という視点で理解することが重要です。図形の性質を単なる暗記ではなく、図を描いて確認する習慣をつけましょう。
ステップ②:図形問題は「描いて解く」が鉄則
図形問題は、頭の中だけで考えるよりも、実際に手を動かして図を描くことで理解が深まります。特に立体図形は、展開図や断面図を描くことで空間認識力が養われます。
私自身も、立方体の切断問題が苦手でしたが、毎日1問ずつ展開図を描く練習を続けたことで、1か月後には模試で満点を取れるまでに成長しました。描くことで「見える化」され、問題の本質がつかめるようになります。
文章題が苦手な理由とは?
文章題は、読解力と論理的思考力が求められるため、算数というより「国語力」が試される場面もあります。特に速さ、割合、仕事算などは、条件整理と式の立て方が難しく、混乱しやすい分野です。
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、文章題に対する苦手意識を持つ小学生は全体の約62%にのぼり、特に「何を聞かれているか分からない」「式が立てられない」といった声が多く見られます。
ステップ①:文章題は「図解」で整理する
文章題は、条件を図や表に整理することで、問題の構造が明確になります。例えば速さの問題では、「道のり=速さ×時間」の関係を図で表すことで、式の立て方が自然に導けます。
ステップ②:問題文の「問い」に注目する
文章題では、問題文の最後にある「問い」が最も重要です。何を求めるのかを明確にし、それに必要な情報だけを抽出する力が必要です。不要な情報に惑わされないよう、問いに対して「何を使えば解けるか?」を逆算する習慣をつけましょう。
苦手克服のための学習スケジュール例
| 週 | 図形対策 | 文章題対策 |
|---|---|---|
| 1週目 | 基本公式の確認・図形描写練習 | 文章題の構造分析・問いの抽出 |
| 2週目 | 立体図形の展開図・切断練習 | 速さ・割合の図解練習 |
| 3週目 | 過去問演習(図形) | 過去問演習(文章題) |
| 4週目 | 模試形式で総合演習 | 模試形式で総合演習 |
まとめ|算数の苦手は「見える化」と「問いの整理」で克服できる
図形問題は描いて解く、文章題は問いに注目して情報を整理する。この2つのステップを意識するだけで、算数の苦手は大きく改善されます。私自身も、苦手だった図形と文章題をこの方法で克服し、志望校に合格することができました。
中学受験は長期戦ですが、正しい学習法と継続力があれば、必ず結果につながります。ぜひ、今回紹介したステップを参考に、算数の得点力を高めてください。



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