中学受験といえば、進学塾に通うのが一般的というイメージがありますが、近年では通信教育を活用して合格を目指す家庭が増えています。特に共働き家庭や地方在住の方にとって、通塾の負担は大きく、通信教育は柔軟で効果的な選択肢となり得ます。
この記事では、塾に通わずに中学受験を乗り切るためのおすすめ通信教育を5つ厳選して紹介します。教材選びのポイントや活用法を詳しく解説します。
通信教育で中学受験を目指す家庭が増加中
文部科学省の「令和5年度 子供の学習環境調査」によると、小学生の約20.3%が通信教育を利用しており、そのうち中学受験を目的とした利用者は年々増加しています。特に都市部では、塾の費用や通塾時間の負担から通信教育を選ぶ家庭が目立ちます。
また、教育メディア「リセマム」の調査では、通信教育を活用して難関中学に合格した家庭の多くが、親の関与度が高く、教材の選定と学習管理に工夫を凝らしていることが分かっています。
中学受験におすすめの通信教育5選
① Z会 中学受験コース
難関校を目指す家庭に人気のZ会は、添削指導の質が高く、記述力や論理的思考を鍛えるのに最適です。特に国語と算数の応用問題に強く、志望校別対策も可能です。
- 対象学年:小3〜小6
- 特徴:添削指導、映像授業、志望校別教材あり
- 費用:月額約7,000円〜
② 四谷大塚 進学くらぶ
四谷大塚の予習シリーズをベースにしたオンライン教材。全国レベルの模試や週テストが受けられ、塾に近い学習環境を自宅で再現できます。
- 対象学年:小1〜小6
- 特徴:予習シリーズ準拠、週テスト、映像授業
- 費用:月額約9,000円〜
③ スマイルゼミ 中学受験特化コース
タブレット学習で人気のスマイルゼミは、2024年から中学受験特化コースを開始。基礎〜応用まで段階的に学べ、ゲーム感覚で学習習慣が身につきます。
- 対象学年:小4〜小6
- 特徴:タブレット学習、自動採点、進捗管理
- 費用:月額約8,000円〜(端末代別)
④ 進研ゼミ 中学受験講座(チャレンジ)
ベネッセの進研ゼミは、基礎力重視の家庭におすすめ。添削課題や赤ペン先生の指導があり、学習習慣の定着に効果的です。
- 対象学年:小4〜小6
- 特徴:添削指導、紙教材中心、基礎力強化
- 費用:月額約6,000円〜
⑤ スタディサプリ 小学生講座+過去問対策
映像授業で人気のスタディサプリは、基礎学力の底上げに最適。中学受験専用ではないものの、過去問や市販教材と併用することで効果を発揮します。
- 対象学年:小1〜小6
- 特徴:映像授業、月額980円、補強教材として活用
- 費用:月額980円(教材別途)
通信教育だけで第一志望に合格した我が家の工夫
我が家では、子どもの中学受験にZ会を中心とした通信教育を選びました。塾に通わせる時間的余裕がなかったため、毎日の学習スケジュールを親子で管理し、週末には模擬試験形式で復習を行いました。
特にZ会の添削課題は質が高く、記述力が大きく伸びたのを実感しています。理科と社会は市販の問題集で補強し、過去問は志望校の傾向に合わせて選定。結果的に、第一志望の私立中学に合格することができました。
通信教育だけでは不安な部分もありましたが、親の関与と教材の選定次第で十分に戦えると実感しました。
通信教育を最大限に活用するためのポイント
① 学習スケジュールの管理
通信教育では、塾のような強制力がないため、学習の進捗管理が非常に重要です。Excelや手帳を使って、年間・月間・週間の目標を設定し、達成度を可視化することが効果的です。
② 志望校の出題傾向を把握する
通信教育は一般的な受験対策に強い一方で、特定の難関校向けの対策が不足する場合があります。志望校の過去問を分析し、必要に応じて市販教材や模試を併用しましょう。
③ 親のサポートと声かけ
モチベーション維持には、親の関与が不可欠です。毎日の声かけや進捗確認、時には一緒に問題を解くことで、子どもの学習意欲が高まります。
まとめ|通信教育でも中学受験は十分に合格可能
通信教育は、時間や費用の面で大きなメリットがあり、家庭の工夫次第で中学受験を十分に乗り切ることができます。教材選びと学習管理、そして親のサポートが成功の鍵です。
塾に頼らずとも、通信教育を活用して合格を目指す道は、今後ますます広がっていくでしょう。自分の家庭に合ったスタイルを見つけて、無理なく、そして着実に受験対策を進めていきましょう。



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