小学校受験の準備をするために、多くのご家庭では子供を専門の教室に通わせることになりますが、子供の中には嫌々通っているうちに行きたがらなくなってしまうケースがあります。気が付くと教室だけでなく、幼稚園に行くのも嫌だと言い始めて、親としてほとほと手を焼くことになりかねません。我が家でも一時期そういった経験をしたことがあるので、ここではその時のことを踏まえて対処法を紹介したいと思います。
無理やり行かせるのは逆効果
子供が幼稚園や教室に行きたがらなくなると、親としてはどうしても何とかして行かせようと焦ってしまいます。
つい強い口調になってしまったり、力づくで嫌がって泣いている子供を家から連れ出したりしてしまうケースも少なくありません。
我が家でも子供とバトルをした結果、幼稚園をお休みせざるを得ない日が続いたことがあったのですが、それでも救いだったのは、子供が好きなサッカー教室がある日だけは嫌がらずに行ってくれたことです。
何か一つでも行きたくなる理由があれば、それをきっかけに子供が自分から行くと言い出してくれる可能性がありますので、なるべくそういった機会を増やすようにした方がよいでしょう。
ニンジンをぶら下げないこと
何とかして子供を幼稚園や教室に行かせようとして、いったらご褒美をあげるという約束をしてしまう親御さんを見かけますが、この方法はあまりお勧めではありません。
というのも、ご褒美で釣ってしまうと、それがないと子供が自分から行きたいという気持ちにならなくなってしまうからです。
少し考えれば分かることですが、何とかしてその日だけでも行かせようとしてついニンジンをぶら下げてしまうのが親心というものかもしれません。
しかし、ここはグッとこらえて我慢するようにしましょう。
子供の自己肯定感を養うこと
嫌がる子供にいくら無理強いしても、自分から進んで行くようにはなってくれません。
子供の自主性を育むためには、自己肯定感を養うことが何よりも重要になってくるのです。
我が家もそういった話を当時通っていた幼稚園の先生から繰り返し聞かされ、なるべく叱ったりするのではなく、ささいなことでも褒めるように心掛けました。
反抗ばかりする子供に疲れ切ったことも何度もありましたが、めげずに誉めているうちに、いつしか自然と幼稚園や教室に通ってくれるようになったのです。
それからは、時には嫌がることもありましたが、子供なりに頑張って通ってくれたのではないかと思います。
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