わが子を小学校受験させようと考えている方のなかで、子供が人見知りなので面接が心配という人は少なくないのではないでしょうか。そんな時は、ぜひキッザニアを活用してみるというのがおすすめです。
キッザニアとは?
キッザニアは、日本だけでなく世界中で展開されている子供向けの職業体験施設です。
最初に誕生したのは1999年のことで、第1号店ができたのはメキシコの首都であるメキシコシティでした。
その後、世界各国に施設が次々と作られており、2023年時点では19か国に29店舗が存在しています。
そんなキッザニアの日本第1号店ができたのは2006年のことで、場所は東京の豊洲でした。
その後、2009年に第2号店となる甲子園店ができ、さらに2022年に第3号店の福岡店が開業しています。
世界でわずか29店舗しかない中でそのうちの3店舗が日本国内にあるというのは、びっくりですね。
キッザニア東京について
国内にある3つのキッザニアのうち、わが家が普段から利用しているのはキッザニア東京です。
最寄り駅は東京メトロ有楽町線の豊洲駅で、駅から直結されているららぽーと豊洲の館内に設けられています。
駅の構内からららぽーと改札方面という表示があるエスカレーターを上がって改札を出ると、出口Cの方に向かって歩いていきましょう。
そこからの行き方はいくつかありますが、地下から豊洲ベイサイドクロスタワーのB1フロアに入るとキッザニアに向かう矢印があちこちに設置されているので、迷わずに迎えるはずです。
なお、キッザニアの人気アトラクションは早朝から並ばないと予約できないので、多くの人が早い番号の整理券をもらおうと9時の開場よりもずっと前から行って待っています。
普通に楽しむのであれば、そこまで早く行く必要はありませんが、例えばはんこ屋さんやピザ屋さんといった超人気のアトラクションを体験したいのであれば、7時よりも前に現地入りするくらいの気合が必要になってくるでしょう。
ちなみに、わが家が2023年4月に行った時は着いたのがちょうど7時40分過ぎで入場番号は150番台でした。
これくらいだと、前述の超人気のアトラクションは厳しいですが、その次に人気のあるゲームクリエイターなどは普通に予約できたので、それなりに色々体験できればよいということであれば8時前後を狙って現地入りすればよいと思います。
キッザニアで子供を成長させよう
小学校受験にキッザニアがおすすめなのは、基本的に職業体験は子供だけしか参加できないようになっているからです。
一緒にいると、つい親に頼りがちになってしまいますが、キッザニアの場合は強制的に親と別行動になるので、自分で何とかするしかないという自覚が子供に芽生えてきます。
また、多くの職業体験ではスタッフの方とのコミュニケーションが必要になってくるので、人見知りが激しい子供でも何かしらやり取りしなければなりません。
何度もそういった経験をしているうちに、少しずつ自分から話せるようになっていくでしょう。
なお、スタッフは子供に慣れている方ばかりなので、緊張して何も言えなくても問題ありません。
人見知りを治すのにおすすめの職業体験とは?
では、人見知りをなおすのにどのような職業体験がおすすめなのでしょうか。
結論から言うと、特にこれでなければならないというものはありません。
というのも、キッザニアで出来る職業体験のほとんどは、何かしらスタッフの方や他の子供とのやり取りが必要になってくるものばかりだからです(よくできた仕組みです)。
その中でも、強いて言うと、ゲームクリエイターなんかは良いかもしれません。
これは任天堂がスポンサーになっているアトラクションで、施設内で本格的なゲーム作りが楽しめるというものです。
作業の過程でスタッフの方とのやり取りする機会があるだけでなく、最後に出来上がったゲームの映像をみんなの前で流しながら説明するようになっているので、嫌でも何かしら話さなければなりません。
ただし、人気の職業体験だけに、特に休日は朝一で予約を取りにいかないと入れなくなってしまう恐れがあるので、その点には注意が必要です。
それ以外に、消防士や救命救急士などの車に乗って出動するものもおすすめです。車に乗りながらアナウンスを体験できるので、乗り物好きの子供ならノリノリで楽しむことができるでしょう。
気が付けば人見知りなんてどこかに行ってしまっているかもしれませんよ。
終わりに
以上で見てきたように、キッザニアは小学校受験の面接対策に非常に役に立つ施設です。
それだけでなく、子供にとって日頃の生活ではなかなかできない仕事をするという体験ができるので、まだ行ったことがない方はぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
日々受験対策に追われていると、ついついストレスが溜まりがちになってしまうので、リフレッシュもかねて行ってみるのもおすすめです。
ただし、職業体験ができるのはあくまでも子供だけなので、大人にとってはいかに効率よく回れるかを考えてかえって疲れてしまうかもしれません。
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