今回は上の子供が生まれてから実際にやっていた沐浴方法を紹介したいと思います。一般的にアウトバス法とインバス法と呼ばれるやり方ですが、途中からセオリーを無視して自己流になってしまったのはご愛敬です。お風呂デビューまでの道のりも併せて紹介するので、ぜひご覧ください。
マタニティークラスで教えてもらえること
まだ子供が生まれる前のことですが、妻と一緒に病院主催のマタニティークラスに参加しました。
マタニティーといっても、夫婦で参加できるので周りの妊婦さんのほとんどがご主人同伴でした。
このマタニティークラスでは、2時間くらいの時間で出産に向けて病院に行く時の兆候や、出産の際の過ごし方、子供が産まれてからの入浴方法などについて教わりました。
病院に行く時の兆候
まず、どのような兆候が出たら病院に連絡する必要があるかということですが、主なものは以下の通りです。
- 破水した
- 腹部の痛みが10分間隔くらいで来るようになった(陣痛)
- 半日ほど胎児の胎動が感じられない
通常は破水か陣痛で病院に行くことになるのが一般的なようですが、真夜中に起こる場合もあるので、事前に陣痛タクシーなどの交通手段を確保しておくことが大事とのことです。
電車だと終電が終わって使えないなんてこともあるので、注意しないといけませんね。
次に、出産時に立ち会う際にどういったことをするかですが、夫としてすることはマッサージ、声掛け、飲食物の差出し、呼吸法のサポートなどが奨励されているようです。
個人差はあるので、妻が何を必要とするのかは人それぞれですが、講師の方によると旦那さんがそばにいるだけで気持ちが落ち着く効果があるとのことです。
一方、妊婦の妻は、分娩開始まではなるべくリラックスするように心掛けること、アロマや音楽、ストレッチなど自分に一番合ったことをしながら過ごすことが大事みたいです。
出産後の入浴方法
続いて、今回のテーマである出産後の入浴方法についても教えてもらいました。
以前に参加したマタニティークラスでは、ふつうにベビーバスに入れる方法を教えてもらいましたが、この時のクラスではそれよりも手軽にできるバスマットの上でシャワーで身体を洗う方法(アウトバス法)を習いました。
このやり方だと、バスマットに寝かせることで両手を使うことができるので、よりスムーズにお風呂を済ますことができます。
ポイントとしては、顔を洗う際などはおでこの方からジャーっと一気にシャワーで洗い流すこと。
赤ちゃんがビックリするかもしれませんが、ゆっくりお湯をかけると鼻や口に水が入ったりするので、かえってよくないようです。
初めての沐浴!アウトバス法とインバス法を実践
子供の沐浴に初めて挑戦したのは、病院から退院してきてすぐの日のことでした。
妻は入院中からお風呂の外でシャワーで洗うアウトバス法を実践していたようですが、かくいう私は前述のマタニティークラスで説明の動画を見たものの実際に我が子の身体を洗うのは初めてなので、かなりドキドキの体験でした。
あらかじめビニルタイプのベビーバスを用意していたので、初回はアウトバス法ではなく、ベビーバスに身体を浸す方法で沐浴を行うことに。
沐浴から上がった後にすぐに身体を拭いて服を着せることができるよう、事前にベビーバスの横にマットをひいてその上に着替えの服、おむつ、バスタオルを載せて準備完了。
お腹がすいて泣き出す前に眠っている我が子をゆっくりベビーバスへ。
病院でもそうだったみたいですが、うちの娘はお風呂が好きなようでお湯につけても気持ちよさそうで全然泣き出したりしません。
最初に顔と頭を石けんで洗った後でシャワーでさっと洗い流します。
耳に水が入らないように、餃子みたいに耳たぶを閉じてあげることがポイントです。
その後は、両手、お腹、両足、背中と洗って最後にお下もきれいにしてあげます。
暴れないでじっとしてくれていたので、思ったよりもスムーズに行ったのですが、今日は妻とその両親も一緒だったので、これを一人だけでやるとなるとかなり大変です。
お風呂から上げた後は、バスタオルで拭いておむつをはかせます。それから身体が乾燥しないように赤ちゃん用のオイルを全身に塗って服を着せて完了。
時間をかけると赤ちゃんの身体はすぐに冷えてしまうので、テキパキした方がよさそうです。
ともわれ一仕事終わってほっと一息。
沐浴の方法~インバス法からアウトバス法へ
子供の出産後に妻が里帰りしている間は、週末ごとに向こうの実家に行って子供を沐浴させていました。
まだ首がすわっていない状態なので、最初のうちはおっかなびっくりだったんですが、いつの間にか慣れてきて段取り良くできるようになりました。
ちなみに、うちの子はお風呂が大好きみたいで、沐浴中に泣くことがほとんどなかったので助かりました。
ほかの赤ちゃんもそんな感じなんでしょうかね?もしかしたら羊水の中にいたときのことを思い出すのかもしれません。
ベビーバスにはいろんな種類がありますが、当時使っていたのはビニル製の空気を入れて膨らませて使うものです。
ぶつけても痛くないし、使わなくなったら空気を抜いて畳んでおけば場所を取りませんからね。
初めの頃はあらかじめベビーバスにお湯をためておいてその中で身体を洗ういわゆるインバス法で沐浴をしていたんですが、暑くなってきたこともあって最初のお湯はお尻が浸かるくらいにして先に全身を石けんで洗ってから最後にシャワーで全身を流すアウトバス法に移行しました。
この方が石鹸を使って手早く洗ってあげることができるし、細部まで石鹸の泡を行き届かせることができるのでいいような気がします。
お風呂デビュー!ベビーバスを卒業!?
一般的には生後1か月過ぎごろから一緒にお風呂に入っているところが多いようですが、我が家の場合は、5月末に子供が生まれてからお風呂に入れるまで2か月程度を要しました。
いざ子供をお風呂に入れる段になって考えなければならないのは、どうやって身体を洗ってやるかということです。
人によってはそのまま浴槽の中で洗うという方もいるようですが、そうすると当然お風呂の水も汚れてしまうためこの方法はあまり気が乗りません。
浴槽以外だと洗い場に敷いたバスマットの上で洗ったり、椅子に座って膝の上にタオルを載せてその上で洗うといったやり方があるようです。
いくつか考えたのですが、いざ浴槽に子供を入れると初めてで怖かったのか、急に泣きじゃくって身体を硬直させてしまったので、これはいかんということで慣れ親しんだベビーバスを使って洗うことにしました。
結局一緒に浴槽に入った以外はいつもの沐浴と同じ感じになってしまったんですが、その後は子供が次第にお風呂に慣れていったということもあり、楽しいお風呂タイムを過ごせるようになりました。
まとめ
- 初めての沐浴はアウトバス法がおすすめ
- 慣れてきたらインバス法にも挑戦してみよう
- 生後1ヶ月から2ヶ月くらい経てば一緒にお風呂に入っても大丈夫
- ただし、目を離しているうちに赤ちゃんが水没しないよう細心の注意が必要
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