アメリカロースール留学に持って行って重宝したものとは?

アメリカロースクール留学入門

留学する際に日本からアメリカに結構な荷物を持って行ったですが、結果的にその大半はわざわざ持っていくほどでもありませんでした。しかし、中には持って行って本当に重宝した物もありますので、ここではその一部を紹介することにします。

専門書

アメリカに留学するのだから、専門書もすべて英語のものを使うのが当然と思われるかもしれませんが、実際には日本語の本があると非常に便利です。

というのも、これまでにも何度か触れているように、ロースクールは宿題が非常に多いので、いちいち英語の専門書で調べていたのでは、到底時間が足りないからです。

ネイティブ並みの英語力を持っている人であれば、わざわざ日本語の文献に頼る必要はないのかもしれませんが、そうでない場合には、分からない時に手軽に調べられる書籍をいくつか手元に置いておくと良いでしょう。

なお、私が持って行って重宝したのは、アメリカ法ベーシック法シリーズの「契約法」とコロンビア大学のカーティス・ミルハウプト教授の著書である「米国会社法」です。

このミルハウプト教授は、研究生として東大法学部にも在籍していたことがある人物で、かなりの知日派としても知られています。

アメリカの会社法の考え方を日本人に分かりやすいように解説しているので、発売されてから少し時間が経ってしまいましたが、基本を学びたい方はぜひ持っておくと良いでしょう。

実際、留学中はこの本だけで会社法の授業で学ぶ判例のほとんどをカバーすることができました。

なお、専門書以外では、「英米法辞典」も役に立った書籍です。

こちらはアメリカ法の専門用語に特化した辞典で、留学当時は電子版が販売されており、パソコンにインストールして使っていました。

今では、スマホのアプリ版も開発されているようなので、これから留学する人にとっては、そちらの方が使い勝手が良いかもしれません。

文房具

文房具にはそれなりにこだわりがあったので、留学前には何を持って行こうかかなり悩みました。

しかし、文房具については、日本とほとんど同じものがアメリカでも手に入るので、わざわざ持っていく必要はほとんどありません。

ビックリしたのは、日本で愛用していたパイロット社製のG-Tecシリーズのボールペンがアメリカでも売られていたということ!

Amazonで頼めば数日以内に届くので、もし車を持っていなくても不自由を覚えることはないでしょう。

なお、一つだけ注意点を挙げるとすると、基本的にサイズが大ぶりのものが多いので、女性などで小さめの文房具が欲しいという方にとっては、適当なサイズが見当たらない可能性があるという点です。

そのため、小型のホッチキスなどは日本から持って行ってもよいかもしれません。

生活用品

生活用品の多くも現地で手に入るので、わざわざ持ち込む必要はありません。

家電類

あると便利なのは炊飯器ですが、これも現地で購入することが可能です。

日米で電圧が異なるので、日本から持ち込んだものを使っていると故障してしまうリスクがあります。

1年くらいであれば大丈夫という声もあるようですが、日本から持って行ったものを使用するのであれば自己責任となります。

同様にホットプレートも現地調達で十分です。もっとも一人暮らしであればほとんど必要ないので、あえて購入するほどではありません。

マイナスイオンドライヤー

意外と重宝したのがマイナスイオンドライヤーです。日本でも国内・海外両用のものが売られているので、それを買って持って行ったのですが、思った以上に活躍してくれました。

というのも、アメリカの水道水は基本的に硬水なので、シャワーを浴びて乾かすと髪がパサパサになりやすいのです。

ドライヤーだけで問題をすべて解決することはできませんが、あれば多少なりとも朝の髪のセットが楽になるはずです。

衣類

よく、アメリカで売られている服はサイズが大きいので、日本から持って行った方がよいという声を耳にしますが、これは正しくありません。

アメリカでも日本人でも問題なく着られるサイズの服はたくさん売られていますので、わざわざ持って行かなくても困ることはほとんどないはずです。

もっとも、私の場合は服にこだわりがあったので、持って行きすぎてしまいました。

結局、一度も着ずに持ち帰ってきたものもありましたが、おかげで着る服に困ることはありませんでした。

わざわざ現地で服選びに時間を掛けたくないという方は、日本から持参したほうが時間の節約にはなるかもしれません。

その他

私が留学した当時は、まだまだスマホが出始めたくらいの頃だったので、日本では携帯電話を使用していました。

アメリカに持って行っても電話としては使えないので、電波を切ってもっぱら目覚まし代わりに使っていました。

現在のスマートフォンは、世界共通の仕様になっているものがほとんどのはずですので、SIMフリー版のものであれば、日本のものもアメリカで問題なく使えるはずです。

そのため、わざわざ現地で購入するのが面倒という方は、事前にアメリカでも使える端末を購入しておくと良いでしょう。

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