アメリカで1年と少し暮らしましたが、車を持っていたおかげで色々なスーパーに行くことができました。ここでは、実際に訪れたスーパーを比較しながら、それぞれの特徴について紹介していくことにします。
Harris Teeter
まず一つ目に紹介するのは、Harris Teeterです。
以前にも書いた通り、留学中に最もお世話になったスーパーなのですが、日本にいるとその知名度はほとんどゼロのはずです。
というのも、こちらのスーパーは全米で200以上の店舗を展開しているそこそこ大きなチェーンなのですが、お店のほとんどは南部にあるため、日本人が旅行などでアメリカを訪れる際に見かけることはほとんどないからです。
そこまで大きなスーパーではないですが、生鮮食品から加工食品、調味料に至るまで、日常生活に必要な食材は一通りそろいます。
それに加えて、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤や文房具なども販売されているので、このお店だけでも日々の暮らしを送るのに困ることはありません。
ちなみに、私がお気に入りだったのは、ここで売られているフライドチキン!鶏を丸ごと1羽使った贅沢な一品で、イメージとしてはケンタッキーのバーレルに近い感じです。
ボリューム満点な割に、価格はわずか5ドル程度と格安なのも魅力です。
ただし、一度に全部食べると摂取カロリーがえらいことになるので、何日かに分けて食べ続ける羽目になります。
Harris Teeterについては、こちらの記事でも少しだけ紹介しています。
Whole Foods Market
Whole Foodsは日本でもおなじみのスーパーですよね。
ここの特徴は、何といってもオーガニック製品が充実しているということ。
売られている野菜は有機農法で栽培された新鮮なものが多く、またそれ以外にオーガニック系のシャンプーなども手に入るので、子供を連れて留学する方などは重宝することでしょう。
ただし、その分、他のスーパーに比べると、商品の価格帯はかなり高めになっています。
そのため、アパートから車で15分くらいのところにあったものの、実際に訪れたのは数回だけでした。
Trader Joe’s
Trader Joe’sもアメリカのスーパーの中では良く知られた存在ではないでしょうか。
ハワイやロサンゼルスにもあるので、アメリカに旅行する際によく見かける店舗でもあります。
Trader Joe’sの代名詞は、そのおしゃれなエコバッグですが、ナッシュビルの店舗でも色鮮やかな様々なタイプのものを手に入れることが可能でした。
驚くのはその価格!日本ではフリマアプリなどで1,000円以上で売られていることも珍しくありませんが、実際に現地で買うとわずか1ドル~2ドルほどで同じものが手に入ります。
せっかくなので気に入ったデザインのものを帰国時にたくさん買って持ち帰ってきましたが、買いすぎて今でも家で眠っているものも多くあります。
このTrader Joe’sは、Whole Foodsに比べるとそこまで高くはありませんが、スーパーの中ではその価格帯は少し高めです。
売られている商品は価格に見合う高品質なものが多く、中でもお気に入りだったのは冷凍のクロワッサンです。
寝る前に常温のところに置いておくと、朝には解凍されているので、後はそれをオーブンに入れて焼くだけで本格的なクロワッサンが味わえるという優れもの。
そこらのパン屋で購入するよりもおいしいクロワッサンが自宅で味わえるので、訪れるたびに買い込んでいました。
Kroger
Krogerはアメリカ有数のスーパーチェーンですが、留学中に訪れる機会はそれほど多くはありませんでした。
その理由は単にアパートの近くに店舗がなかったからです。
どうやら愛用していたHarris Teeterの店舗がKrogerに変わっているようなので、もし今留学したら頻繁に訪れることになったはずです。
比較的庶民的なスーパーで価格帯もリーズナブルなので、普段使いするには良いと思います。
実際、留学生仲間の中にもこちらのスーパーを贔屓にしている人が少なくなかったので、決して使えないお店というわけではありません。
TARGETとWALMART
日本のスーパーのイメージからするとスケールが大きすぎますが、TARGETとWALMARTについても紹介しておきます。
TARGET
TARGETは、社名にちなんだ射的の的のようなロゴが印象的な総合スーパーです。
ナッシュビルにもいくつか店舗がありますが、その品揃えはスーパーというよりも、どちらかというと何でもありのディスカウントストアという感じでした。
もちろん、食料品も販売されているのですが、どちらかというとそれよりも衣類やシューズ、アウトドア用品などが充実しているイメージです。
そのため、そこまで頻繁に訪れることはありませんでしたが、留学当初に鍋やシャワーカーテンなどの生活用品を揃える際には重宝しました。
WALMART
WALMARTは世界最大のスーパーマーケットチェーンで、日本でも西友に出資していたりするので、一度はその名を聞いたことがあるという人は多いでしょう。
全米に数多くの店舗を有しているのですが、ナッシュビルの店舗はどちらかというと低価格路線で、TARGETに比べると低所得者層の人がよく訪れるお店という印象でした。
取り扱っている商品はリーズナブルが多く、留学中にシャープの液晶テレビをこちらで購入!22インチサイズで180ドルほどと、当時としてはかなりの格安価格でした。
TARGETよりも食材も充実しているので、もし近くにあったら足しげく通っていたかもしれません。
残念ながら一番近い店舗でも車で30分くらいかかる場所にあったので、留学中にそんなに訪れる機会はありませんでした。
まとめ
以上、留学中で訪れた様々なスーパーを紹介しました。
いずれも普段使いするのに十分なクオリティを有するところばかりですので、もし自分が住んでいる場所の近くにこれらのお店があれば、安心して利用して問題ありません。
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