留学生活のセットアップ~家具と家電をどう揃えるか?~

アメリカロースクール留学入門

渡米してはや1ヶ月、ガラガラだったアパートの部屋もようやく一通りのものが揃うようになってきました。
ここでは、実際にナッシュビルで留学生活を始めるにあたって、家具や家電をどのように手配したのかを紹介していきます。

家具の手配

今では状況が少し変わってきているかもしれませんが、私が留学した当時のナッシュビルにはIKEAのようなリーズナブルな金額で家具を揃えられるお店があまりありませんでした。

もちろん家具店はありましたが、それなりに値が張るので、1年間の留学のためだけに家具一式を購入するのはコスパが悪いと感じたため、結果的にほとんどのものをレンタルですますことになったのです。

現地には留学生向けのパッケージプランを提供しているレンタル業者がいくつかあり、その中から比較的評判がよく、実際に日本人留学生が使ったこともあるところを利用することにしました。

実は渡米前にメールでコンタクトを取り、アパートに入り次第家具を運び込んでもらう手配を整えていたのです。

予定通り家具を運び込んでもらってはじめて気づいたのですが、値段の割にかなり充実したないようになっていました。

ソファは家族で使っても十分な大きさですし、何といってもベッドがクイーンサイズ!「これ本当に学生用なの?」と結構な衝撃を受けたことを今でも覚えています。

パッケージには、室内を照らす照明スタンドやテレビ、DVDプレーヤーなども含まれているのですが、その他になぜかよく分からない絵画も3点ありました。

搬入してくれた黒人のお兄さんに、「これいる?」と聞かれたので、即座に「いらない!」と答えたところ、そのまま持ち帰ってくれました。

他にも持ち帰りを希望する人が結構いるようです。

デスク、本棚の購入

レンタルで生活に必要な家具一式は揃ったのですが、不思議なことにデスクと本棚だけはパッケージに含まれていませんでした。

そのため、これらについては別途手配する必要があったのです。

勉強する上ではなくてはならないものなのですが、サマースクール中はなかなか時間が取れなかったのと、ロースクールの図書館で勉強ができたので、ついつい後回しになっていました。

秋学期が始まる前にさすがに手に入れておかないと大変ということで、車に乗って30分ほどのところにあるホワイトスプリングスという街まで行ってきました。

そこには大型のショッピングモールがあって、周辺には少しお洒落な家具店も点在しているのです。

そこでデザイン、値段ともに希望に合うものが見つかったので、迷わず購入!天板がすりガラス状になっている凝った作りのもので、そこまで高くはなかったのですが、気に入ったのでその後日本に持ち帰り、今でも大切に使っています。

また、デスクと併せて本棚も買いました。

日本でもありそうな段違いのタイプで、結構大型なので、ロースクールで使用するケースブックなどの大型の書籍もたくさん収納できそうです。

家電の手配

快適な生活を送るためには、家具と並んで家電も用意しなければなりませんが、実は留学中に自分で購入した家電はほとんどありません。

というのも、テレビやDVDプレーヤー、電子レンジなどはレンタルした家具のパッケージに含まれており、冷蔵庫や洗濯機はアパートの部屋に備え付けられていたからです。

そのため、自分で買ったのは、デスクの上に設置してモニター代わりに使っていた20インチほどの液晶テレビくらいでした。

このテレビですが、実はシャープ製で日本でも有名なウォルマートで購入しました。

日米でチューナーが違うので、日本に持って帰ってきてもテレビは映らないので、その点には注意しなければなりません。

あと、家電ではありませんが、プリンターはAmazonで購入しました。

日本でもおなじみのメーカーの商品をアメリカでも買えるのですが、トナーについては国別にリージョンコードが振られているようで、アメリカのプリンターに日本で売られているトナーを入れても印刷できなくなっているようです。

グローバル社会に逆行するような動きですが、今では解消されているのでしょうか?

プリンター本体は非常に安く100ドル以下で手に入るのですが、ロースクールの図書館やアパートのビジネスセンターでも印刷ができるので、正直そこまで必須のものというわけでもありません。

とはいえあった方が便利ではあるので、あれこれ悩んだ末に結局買ってしまいました。

日本から持って行ったもの

良く知られているように、日本とアメリカとでは電圧が異なるため、日本で売られている電化製品の多くはアメリカでは使えません。

実際には全く使えないわけではないのですが、製品にダメージを与えかねないのであまり使わない方が良いとされています。

もっとも、電化商品によっては、あらかじめ日米両方で使用することを前提に作られているものもあります。

代表的なものがパソコンで、日本製のものであっても問題なくアメリカで使用できるのです。

現地で購入するとOSや設定画面などもすべて英語なので、それは嫌だということで日本から愛用のパソコンを持っていきました。

ロースクール生活からその後のNY Bar Examinationまで使い続けましたが、特に不自由は感じなかったので、留学時にはパソコンを日本から持っていくのでも特に問題はないはずです。

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