実際に住んだ経験がある人だけが分かる!日本とアメリカの生活における5つの違いとは?

アメリカロースクール留学入門

留学中は日本とアメリカの違いに驚かされることが度々ありました。それらの中には、あらかじめ知識としては知っていたものの、実際に目の当たりにするとやはりびっくりさせられるものもありますが、まったく予想もしなかったようなものも少なくありません。そこで、実際に住んでみて感じた日米の違いを紹介していきます。

キャッシュレス?

よくアメリカはキャッシュレス社会なので、クレジットカードだけあれば、現金を持ち歩く必要はないと言われますが、これは半分は正解ですが、もう半分は不正解です。

確かに、クレジットカードがあれば、大抵の場所で支払いに困ることはありませんが、現地の人を見てみると、ちょっとした買い物の際にはキャッシュで支払いをしているケースも少なくありません。

これは、必ずしもすべての人がクレジットカードを持てるわけではないからです。

カードを作るには、クレジットヒストリーが必要となるのですが、過去に支払いを滞納したりしてブラックリストに載ってしまっていると申請しても認められない場合が多々あります。

また、留学生のように、そもそも現地でのヒストリーがない場合にもカードを持てないケースは珍しくありません。

様々な事情でクレジットカードを持てない人にとっては、現金はやはり必要なものなのです。

また、アメリカでは、クレジットカード以外にデビットカードや銀行の小切手もよく使われます。

スーパーで小切手を使って支払いをしている人を見たときは驚きましたが、よく見ると割と多くの人が小切手で支払っており、こちらでは決して珍しいことではないのだと再認識させられました。

お肉の値段

日本にいると牛肉よりも豚肉の方がリーズナブルだと感じられますが、アメリカに住んでいるとまったく違った感覚になります。

アメリカ(テネシーだけかもしれません)のスーパーでは、牛肉と豚肉がほとんど同じくらいの値段で売られており、でっかいステーキ肉がセールで3ドルくらいで手に入ることも日常茶飯事なのです。

そんな感じなので、アメリカの人に「今日は少し贅沢して牛肉を買おう」や「節約するために豚肉を買ったよ」などというと怪訝な顔をされてしまいます。

もちろん、中には高級な牛肉も売られているので、牛肉なら何でもリーズナブルというわけではないという点には注意しなければなりません。

危険なベーコン

日本と同じく、アメリカでもスーパーなどに行くとベーコンが売られています。

日本と比べると、かなりレパートリーが多いので、どれを選べば迷ってしまいますが、日米のベーコンの違いはそれだけではありません。

必ずしもすべてがそうというわけではありませんが、アメリカのベーコンはとにかく油が良く出る!

そのまま焼いて食べようとすると、あっという間にフライパンが油まみれになってしまいます。

そのため、焼いている途中にクッキングペーパーで何度も油を吸い取って、ようやくカリカリに焼きあがるといった具合です。

ちなみに、向こうのベーコンはそこそこ厚みがあるものが多いので、私が留学しているときは薄切り肉の代わりに使っていました。

というのも、アメリカのスーパーでは、日本のような薄切りの肉があまり売られていないのです。

お店によってはオーダーすればスライスしてくれるところもあるようですが、それも面倒なので、薄切り肉の代わりにベーコンを買ってきて、お好み焼きなどに入れていました。

カップヌードルの味

カップヌードルと言えば、日本を代表するインスタント食品ですが、アメリカでも数多くのお店で販売されている人気商品です。

留学してすぐの時にスーパーで見つけたので、喜び勇んでさっそく買ってきて食べてみたのですが、一口目から強烈な違和感を感じました。

日本のように、味に深みが全く感じられないのです。

その理由は、アメリカのカップヌードルの味はとにかくシンプルにできているからです。

どうやらアメリカ人の口にはそれが合うようなのですが、深いコクのある旨味を知り尽くしている日本人からすると、すごく薄っぺらな味に感じられてしまいます。

カップヌードルについては、ここでは語りつくせないので、美味しくするための方法などと合わせて別の機会に紹介することにしましょう。

謝らない?

よく、「アメリカでは先に謝ってはいけない」や「sorryというと責任を認めたことになるので、excuse meと言わないといけない」などと言われますが、これは必ずしも正しくありません。

スーパーでぶつかりそうになったら、普通に「I’m sorry」といってくれるアメリカ人に数多く遭遇したからです。

謝らない方がよいというのは、あくまでも互いに責任を追及しあっているようなシリアスな場面においてであるということだと思われます。

なお、「excuse me」という言葉も一般によく使われるのですが、同じ文脈で「excuse us」という言葉も結構耳にします。

これは自分の方が複数である場合に用いられる言葉で、よくよく考えるとまったく違和感はないのですが、「excuse me」の方ばかり学校で習っている日本人からすると、初めて聞くと少しびっくりするかもしれません。

まとめ

今回は主に生活面における日米の違いを紹介してみました。他にも色々な切り口で両国の違いを感じたので、次の機会にはそれらについてもぜひお伝えしようと思います。

最後に、今回取り上げた日米の違いを振り返っておきましょう。

  1. 日本よりもアメリカの方がキャッシュレス社会だが現金もそれなりに使われている
  2. アメリカではビーフとポークの値段はそれほど変わらない
  3. アメリカのベーコンは脂っこい
  4. アメリカのカップヌードルの味はシンプルすぎ
  5. アメリカ人は謝らないというのは嘘

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